Mystyblue’s graffiti

好きなものを淡々と雑記。

そのレッテルを剥がせ

つい先日見た作品。洋画サスペンス欲が高まってきたから、ネットで評判の良い映画を情報収集してたら、ひとつのタイトルに出会った……それが「GATTACA」!映像の綺麗な映画だとなお面白そう、ということでTSUTAYAでレンタル。

全体的に映像のこだわりが強くて、好きな感じの画面だった…冒頭の入り方が「映画公開当時から見た近未来のイメージ」が誇張されていて良い。レトロサイバーパンク的な?上手く形容できない…

ガタカの制服のデザインとか、ルネ・マグリットの絵に登場しそう。

えっと、端的に言うとこの物語は「人間の能力は何で決まるのか?」がテーマに含まれていると思う……多分。

自然妊娠<遺伝子操作で妊娠 が主流になった近未来が舞台。メインになる兄弟のうち、兄は自然妊娠で、弟は遺伝子操作されて生まれてきた子。

主人公はお兄さんのヴィンセントのほう。将来を阻まれるであろうハンデの要素を出来る限り取り除いて生まれた弟に比べると、人間らしく(?)体が弱くて、かすり傷1つで大騒ぎされるような子供。そんなヴィンセントの小さい頃からの夢は、宇宙飛行士になること!でもその世界では、自然妊娠で生まれた人はマイノリティ……劇中世界では不適正な人間として一生を過ごさないといけない。宇宙飛行士は適正な人間が出来る仕事…そんなの嫌だ、ということでヴィンセントはジュード・ロウ演じる水泳選手に遺伝子や体組織などなどを提供してもらって(違法)、不適正人間として生まれた自分を自らの努力+ジュードの遺伝子で補完する形で、宇宙飛行士として土星に行く計画を進めていく。

そしていよいよ宇宙に行くその矢先に、上司が殺される事件が発生!現場付近では入念にチェックしたはずのヴィンセントの体組織が見つかってさあ大変!!警察の疑惑の目を振り切れるのか??そして無事に宇宙飛行士になる夢は叶うのか???

ってのがザックリしたあらすじ。これ、ジャンルはSFで分類されてるけど、サスペンスともとらえられるし、人間ドラマとしても捉えられる。SFで作家性が濃厚な物語はわりと解釈に時間がかかる。でもこの映画はまだ世界観とか理解し易かった~。ちょくちょく解説欲しいシーンも出てきたけど、それはネットなりで考察を深めるとしよう。アイリーン役の方のお顔も近未来的な美人像って感じで世界観にマッチしていた。良い意味で大量生産されたマネキンみたいで無機質だった。

この物語、不適正者だから限界がある」というレッテルに縛られるな!自ら剥がして生きろ~!という良いメッセージがこもってる。メッセージの熱さとクールな映像効果がうまくマッチして、世界観濃いSFが苦手な人にお勧めできる。

 

あと ジュード・ロウのファンになりかけているのでこの役もカッコよかった。車椅子に説得力が出ていた…病弱なイメージは特にないけど、なぜか挫折してやさぐれた男が似合う~。

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私が初めてこの役者さんを見たのは数カ月前のこと。(始まり方が恋話風になる)

『ホリデイ』というラブコメディ映画がありましてね…そこで私は見た。黒縁メガネのセクシーな目の俳優さん!なんかちょっとだけ表情筋の感じが渡辺謙さんに似ているような(?)

 そして

💛Lovescene💛が異様に似合うね。というよりヌードが似合うんだろか……女ったらしの役よさそうだな~と思ってたら案の定『アルフィー』で演じてた。良いね~。

日本の俳優さんはさ、バラエティとかトーク番組とかでキャラを知る機会が多いけど、国外の役者さんとなるとファンになるかどうかの判断材料が出演作かインタビュー(日本語訳済のやつ)か顔が好みかでしか判断出来ないのが残念。宣伝である番組に出ていたときトークが面白かった!というとこもファンになるポイントだから…✨国外の俳優さんのファンになるには日本の俳優に比べて惚れる機会が少なすぎるよ…(>_<)

このGATTACA以外にも面白い出演作ないのかなあ。見つけたい。オープニングの青いマクロ映像と(イーサン・ホークのことも忘れてはないけど)やさぐれた?ワイルドな?ジュード・ロウが私の中で印象的。全体的にくすんだ画面と、少しクラシックな衣装&小道具で近未来を表現しているの、おもしろかった。伏線を知る為にもう一回見たい作品。努力の人をハイセンスな映像で切り取った映画でした(^▽^)