Mystyblue’s graffiti.

そうさくは たのしんでこそ はじまる。

コスメの色に思うこと。

この頃、街ゆく女子のスタイルを見ていると、濃いブラウン眉×赤いリップ(もしくはビビッドピンクあたり)のメイクの方がやたらと多いことに気づく。あれこの人さっきも見たよって言いたいくらい多い。特に唇の主張が強め。もしや皆同じブランドの同じ色味のリップを選んでいるのでは…?とそんな疑惑を作り出せそうなくらい!

 街ゆくメイクにモノ申す姿勢のそういう自分は、こてこてな(?)鮮やかすぎる色使いのメイクが苦手。おでかけする機会があるときは、いかにいつものメイクを変えて透明感を出せるか…を鏡の前で考える。

 

メイクとその雰囲気込みで、私がとても憧れている女性有名人が、麻生久美子さんと満島ひかりさんと黒木華さんというトリオ・ザ・飾らない透明感🎐

無添加といった感じ。無印良品のCMが似合いそう~!リンネルの表紙の常連っぽい~!(実際カバーガールで登場済)

涼しげな雰囲気で夏が似合う感じね。
――いや、夏だけじゃなくてオールシーズン飾らない透明感をお茶の間に届けてくれている…。それでこそわたしのトリオ・ザ・飾らない透明感…。

――もう本当好き。

 

 

さて、話を戻して3人の中でも麻生さん、オレンジのイメージがなぜか強い。色々な作品のインタビュー記事見てると、コーラル~オレンジ系統のメイクをしていることが結構多い(と思ってる。個人的な印象)

あと、少し前のクールのドラマ、『架空OL日記』でも、キャスト全員のメイクがコーラルオレンジで統一されていて気取らない可愛さ。麻生さんと架空OL日記の影響で、憧れが募ってきた。

 

リップカラーは、チークと並んでテンションの上がるメイクツール。

デパートのカウンターでたびたびスウォッチしていた一品を、最近ついに購入。ボビイブラウン・リュクスリップカラーから㉒ベビーピーチ。

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公式サイトではブライトピーチコーラルという名前だけど、実際に見てみると顔料単色は、柔らかい朱色。

イエローベースの人がつけると、唇の色ベース赤+朱色で、柿色の唇になる。色相が黄寄りだし、イエローベースの人のがこの色は映えるのかなあ…。ブルーベースの人だと、肌とリップの色が対立して、くすんで見えるのでは…と予想。

「ブルー」ベースと言うだけに、色名に「クリーミー」「ソフト」「ライト」が使われている、フューシャピンク、マゼンタ(色相が青紫寄りの色)なんか良いのでは。原色に白を加えた色のリップは、色白さんに似合うと思うのでぜひ推したい。

 コンシーラーで唇の色を消す手もあるけど、下手に使うとかえってリップカラー本来の魅力が半減するようで…難しい。この「口紅塗るときにコンシーラーを使うor使わない」問題は人によって意見が分かれる工程であるかも知れない。コンシーラーを駆使して綺麗にリップメイクをされてる方は、どうやらお化粧の技術が高いとみた。むしろそのテクニックを伝授されたい。

 

自分の手持ちのリップの中で、今回買ったものが一番消費が早い…事前のバーム等での保湿は必須だけど、時間が経っても唇の乾燥や皮むけが目立たない。顔料がピタッと密着している。品質と金額が比例するメイクツールすごい。…余談だけどボビイブラウンのブランドロゴ、中世の騎士の紋章みたいでお気に入り。

 

ここのブランドでコスメを購入するのは初めて。グロスやリップに関して言うと、暖色系中彩度・トーンのものが豊富。ビビッドな色がもてはやされているけど、ここのブランドみたいにもっと曖昧な色をメインにしてもいいんじゃないでしょうか…。

そもそも唇の色自体が暖色だから、鮮やかな色が売れるのは頷ける。そういう色は可愛いし人気。だがあえてそこに、違う色を提案してみたい~。イエローベースだと上記のようにソフトな朱色とか。サーモンピンクとか。主張が強すぎる色を使わず、いかにそのひとの雰囲気と調和させるか、が、ポイント。曖昧な色のリップを自分のスタイルと上手に調和させてる女性って、メイク上手だと思うし、魅力的だと思う。

リップメイク以外だと、ハイライトを白以外(ベージュとか)に変えたり。白だと光の表現は出来るしポピュラーだけど、ちょっと光沢感が強い。ベージュのハイライト使ってもっと自然なツヤを演出するのもありかも。

 

カラーバリエーションが沢山あって選択肢が増える一方なんだけど、少しの色味の違いで雰囲気が変えられるのはメイクの醍醐味。リップはベージュかオレンジか?フューシャピンクか定番の原色の赤か?チークはクリームかパウダーか?なんて、「変身」できる可能性がツールの数だけあると思うと心弾む。質感・種類の多さは、もはや画材の域。

塗料の違いで作品の仕上がりが変わってくるのって、わくわくする。(語弊)

鮮やかで派手なのもいいけど、たまには違うイメージを取り入れたくて。

個人的な憧れのメイクと色のお話で書ききったこの記事中、「メイク」「色」「リップ」「オレンジ」の4ワードを連呼しすぎてゲシュタルト崩壊しそうなめるぼーなのでした。 ~完~